人が生きて行く上でお金が必要になるシチュエーションというものはけっこうあります。
それはたとえばマイホームやマイカーなどの比較的大きな買い物をするときに、どうしても手持ちの現金で支払うことができないという場合、金融機関から借り入れるという方法をとるケースが多いです。
また、それほど大きな買い物ではなくても、いきなりの出張ですとか、急な接待や付き合いなどがあり、そういうときに限って給料日前で財布の中が寂しいというとき、やはりキャッシングなどのサービスに頼ることもあります。
こうしたお金を借りる際に出てくるのが金利です。
言ってしまえば、金利とはお金の貸し借りをするときに必要になる値段と捉えることもできるでしょう。
しかし、言葉を変えて良く使われる金利、利率、利回りの違いとはいったい何なのでしょうか。前述したように金利は借り入れをするときに取り決めるお金の値段です。
たとえば、100万円を1年間借りるときに2パーセントの金利と決めれば、1年に2万円の金利がつくわけです。そして、利率とは一定期間の金利の比率の事を指します。この利率と年利という言葉はほとんど同じ意味です。
利回りという言葉は、投資などをするときによく耳にする言葉です。
利回りが高いとか低いとか、そういう言い方をされることがありますが、このような投資をしない方にとってはあまり馴染みのない言葉でもあるわけです。
この利回りという言葉を簡単に説明すると、投資した金額に対する収益の割合ということになり、その数値はパーセンテージで表します。投資を始めて1年間で出た利益の割合を見るというのが利回りの大切な役割と言えます。
今、日本も高齢化社会に突入し、自分の老後のことなどを心配してこのような投資を始められる方は本当に多くなりました。実際に投資をしていれば、やはり自分の収益というものは一番気になることでしょう。その割合を見るのがこの利回りというわけです。